大川に人間が住み始めたのは、約2000年前の弥生時代前期末頃と言われています。まちを歩くと、そのながい歴史を伝える数多くの史跡や文化財と出会うことができます。貴重な国や県の重要文化財も目立ち、見どころいっぱい。 |
|
|
商店街パティオ事業(高度化事業)の認定を受けて整備された「ヴィラ・ベルディ」。南欧の香りが漂うファッショナブルな街 |
古賀政男記念館 |
とんがり屋根の白亜の館にト音記号が目印の古賀政男記念館。73年の生涯にわたり約4000曲の歌を生み出し、日本の歌謡史に残る名曲を残した作曲家・古賀政男の偉業を称え、昭和57年に開館しました。館内には古賀メロディーが流れ、愛用のマンドリンや名曲の楽譜などが展示されています。また、敷地内には古賀政男が幼少時代を過ごした生家が復元、公開されています。西鉄柳川駅から佐賀・大川行きバスで約20分、兼木バス停横。 |
風浪宮本殿 |
「おふろうさん」と呼ばれ、約1800年前創建された神功皇后ゆかりの神社です。白鷺がとまった所に宮殿を建てたのが起源といわれ、明治40年に本神殿と正平塔が国の重要文化財に指定されています。 |
正平塔 |
風浪宮大楠 |
石造りの五重塔。「正平十年(1355)乙末十月一日」の刻銘があります。 |
風浪宮の境内にある樹齢約2000年の老くすは、県の天然記念物。”白鷺の楠”とも呼ばれ、実に圧巻。 |
旧吉原家住宅 |
小保・榎津付近には、江戸時代の建造物が残されています。その中のひとつが、文政8年(1825)に建築された旧吉原家住宅です。豪快な入母屋造りの母屋など、大規模で細部の意匠にも優れ、九州でも特に重要な民家です。県指定文化財。 |
昇開橋 |
干満の差が6m以上にもなる有明海に注ぐ筑後川にかかる昇開橋は、昭和10年、旧国鉄佐賀線ができると同時に架設された東洋一の可動式鉄橋です。平成8年に遊歩道として生まれかわり、現在では多くの観光客が訪れています。有明海に沈む夕日と筑後川の雄大な眺めは見事です。西鉄柳川駅から車で30分。 |
大川中央公園/古賀メロディーの流れる散歩道「メロディーロード」 |
大川市は街を大小のクリークが走る”水のまち”という一面も持っています。特に大川中央公園周辺は「影を慕いて」「丘を越えて」など古賀メロディーにちなんだ橋を楽しみながら散歩ができ、人々からは、「古賀メロディーの流れる散歩道」と呼ばれ親しまれています。 |
|